2016/06/27

映画「日本で一番悪い奴ら」を観る

はい、あまりに映画「64」がクソすぎたので、口直しに面白そうな映画を観ようと探してたんですけども、そんな中ハズレのなさそうな映画ってことで「日本で一番悪い奴ら」を観ました。
あんまり無いと思うけど、やっぱりネタバレは含まれます。

ほし:★★★★★(5.0)
寸評:簡単に言うと、新人の刑事がいかにして悪徳刑事になっていくかを描く映画。
その要約だと「あー、いかにもありそうな、重たい汚い映画ね」なんて印象を受けそうだが、まったく重くない。むしろライトな演出で、笑えるシーンがたくさん盛り込まれている。
重たい描写で社会を斬る!みたいな映画でもなく、かといってジョークを連発したコメディというわけでもない。描写したいテーマは、ストーリー全体で筋が通っており、とっても観やすい良作。
主人公の諸星刑事については、ありがちな「悪に目覚める」のようなダース・ベイダー的な展開ではなく、「必要悪と割り切って利用できるものはなんでもする」であるとか「少しでも優秀な成績を残したい」であるとか、そういったごくごく一般的(そこら辺のサラリーマンでも同じような心境で働いているだろう)な人間としての行動から、徐々にボタンの掛け違えが発生する無理のない展開。これもまったくストレスなく諸星に共感・感情移入することができる。
清濁併せ呑みつつ一度頂点を極めた人間が、いかにしてヘコんでいくのかという悲しさがこの映画の根源的なテーマで、「ヒトラー最期の12日間」を観て人というものはかくも悲しい生き物なのかと感じられた人にうってつけの作品。


2016/06/13

映画「64」を観る

いやー、ひさびさにブログ更新なんですけども。
もうね、これは更新せざるを得ないと。とんでもなくモチベーションを突き上げてくれる映画でしたよ、えぇ。

ほし:★☆☆☆☆(1/5)
寸評:14年前に発生した未解決誘拐事件にまつわる重厚なストーリー、もつれる警察・記者クラブ間の関係、さらに警察組織内での派閥争いや確執……など様々な要素が絡みつく。複雑な背景を描くため前後編に分けられ、さらに美麗な映像演出が加わり、いやが上にも観ている側の期待は増しましていく展開の、今世紀最高のギャグ・エンタテインメント。僕は映画館で、かつてこれほどまでに笑いをこらえることができない作品に出会った事はない。

以下、多分にネタバレを含みます。


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