2016/09/11

広島優勝!

2016 年の広島は強かったですね。えぇ。
マエケンが抜けても前年と同様の安定感を保った先発。
ヘーゲンス、ジャクソンに加え、一岡、今村、九里、戸田と他チームと比較してもグンと層の厚い中継ぎ陣。
田中、菊池、丸の高い出塁率と機動力。
新井、鈴木誠也、エルドレッド、ルナ、松山の中軸以降の打者の安定感、打点の多さ。
安部、下水流、堂林、西川の無視できない攻撃力。
菊池、田中、丸のセンターラインを中心とした優秀な守備範囲。

すべてにおいて、他球団を圧倒する戦力で戦うことができてたというか。
選手層が厚かった、という、およそ広島に対する言葉とは思えない褒め言葉が出てくる程に優秀な戦績だったかなと。

ここまで一軍で活躍したわけではない選手の中にも、二軍で優秀な成績を収めていた野間とか庄司とかもいるわけで、本当に「選手層が厚いね」と余裕もって言えるチームになったなぁと思うわけです。


「 25 年ぶりの優勝」と世間では浮かれておるわけじゃん。 1991 年以来の優勝ってことなんだけど、 25 年前に津田恒美という選手がいて、それがどういう悲劇に見舞われたのかということを知ったうえで「 25 年ぶり!」と騒いでほしいもんだよね。
現役のプロ野球の抑え投手がだよ、開幕直後に脳腫瘍で入院することになるんだよ。その津田恒美のためにもってチームが一致団結してリーグ優勝までするんだよ。映画か何か? って話でしょ。いくらなんでもベタすぎるでしょ~、っていうストーリーを 91 年の広島カープは成し遂げたわけよ。ドラマチックやん。
その優勝の翌年、津田は亡くなっちゃうんだよ? 泣ける話でしょうが。

その、 91 年ですよ。広島ファンならずとも、野球ファンならば結構知ってるこのドラマが 91 年の出来事で、今年はそれ以来の優勝ですよ。
以前の優勝がドラマチックだったことも、メイクドラマを喰らったことも、それから長い長い低迷期に入ったことも、 FA で人がいなくなることも、貧乏球団なことも、逆指名制度のせいで有望な新人が入りづらいことも、プロ野球再編騒動があって広島が無くなりそうだったことも、すべてすべて、すべてひっくるめての「 25 年間」なわけですよ。
ただ久しぶりってわけじゃないんですよ。

おっさんファンたちは、「この 25 年」すべてをひっくるめて振り返ってる。だから優勝するって時に、いままで悔しかった分が爆発してる。
90 年代には、野村緒方前田江藤ロペス金本浅井西山に満面の笑みを浮かべ、紀藤佐々岡近藤とかいうクソローテーションに頭を抱えて。
2000 年代には何の希望も見いだせず、ただブラウン監督の前向きな取り組みと、カープ球団の T シャツ屋稼業のスタートだけが心の糧。三番喜田って…三番赤松って…。
2010 年代には、ブラウン路線をまったく継承しなかったノムケンに怒りを爆発させ、しかし数年後に同じ口でノムケンは神と崇め奉った。

そんな、 25 年。

超強力打線で二位に 10.5G 差をつけながら、脆弱な投手陣と続出する野手の怪我人によって墜落していったり。
石井琢朗が引退の年に「僕を CS に連れて行ってください!」と言われたにも関わらず、踏ん張り切れずに CS を逃したり。
マエケン最終年で CS を逃したり。
旧市民球場最終年で CS を逃したり。

大事なところで、いつも勝ちきれない。そんなチーム。

今年も巨人との直接対決で 3 連敗目前だった時は「こんなに強くても、やっぱり今年も墜落していくのか……」と暗澹たる気持ちにもなった。
長い鯉のぼりの季節だったな。負けて 3.5G 差か。このまま9月の首位攻防戦までもつれこんで、そこで負けて今年もきっと優勝を逃すんだ。
大事なところで、いつも勝ちきれない。そんなチームだから。 25 年、そんなチームだったから。

そんな気持ちだったよ、この菊池の HR まではね。

菊池、9回裏2アウトからの同点HR


この試合に勝って、初めて優勝を信じられた。
本当に勝ててよかったね、この試合。

25 年、この試合は「きっと負けるだろう」って思わせられるようなチームだったんだよね。
それが、この大事な試合でギリギリ首の皮一枚踏みとどまってくれた。勝ってくれた。
この感じたことのない安心感。
いいチームになったね。本当にいいチーム。

優勝が決まった時、最高にいいチームになったなぁと思えて号泣したわ。カープファン居酒屋の中で。
居酒屋の客みんなとハイタッチして、店長が客みんなにシャンパン振舞って、みんなで「かんぱーい!」って。
楽しく泣きながら過ごすことができて、本当によかったなぁと。

日本シリーズいって、日本一になって欲しい!

2016/08/28

LoL 金 5 の有難い話~銀で adc のすべきこと

ようやく Season 6 でも金に到達しました。

金に昇格!

日本サーバでランクが実装された直後は、なんか不具合で Placement が 1 戦で終わってしまうという状態でして、ランク 1 戦して負けたら即「あなたは銀 5 です」って配属されてかなりヘコたれた記憶があります。
Placement なんてマッチング運に大分左右されるのに、それが 1 戦で終わりとは……。まぁ銀 5 だから大体実力相応な配属ですんでそこはいいんですけど、なんかもう少し運で上に配属されないかなぁと思っていたので。

まぁそれはさて置き、今回 Season 6 でも金に上がろうと決意したんですが、 Season 4, Season 5 とそれぞれ自分にテーマを課して金に上がったので、今回もテーマを掲げてやってました。
Season 4 は Jungle で金になる。Season 5 では mid で金になりました。
というわけで、あとは僕に行けるロール、 bot lane で金になろうと。


2016/06/27

映画「日本で一番悪い奴ら」を観る

はい、あまりに映画「64」がクソすぎたので、口直しに面白そうな映画を観ようと探してたんですけども、そんな中ハズレのなさそうな映画ってことで「日本で一番悪い奴ら」を観ました。
あんまり無いと思うけど、やっぱりネタバレは含まれます。

ほし:★★★★★(5.0)
寸評:簡単に言うと、新人の刑事がいかにして悪徳刑事になっていくかを描く映画。
その要約だと「あー、いかにもありそうな、重たい汚い映画ね」なんて印象を受けそうだが、まったく重くない。むしろライトな演出で、笑えるシーンがたくさん盛り込まれている。
重たい描写で社会を斬る!みたいな映画でもなく、かといってジョークを連発したコメディというわけでもない。描写したいテーマは、ストーリー全体で筋が通っており、とっても観やすい良作。
主人公の諸星刑事については、ありがちな「悪に目覚める」のようなダース・ベイダー的な展開ではなく、「必要悪と割り切って利用できるものはなんでもする」であるとか「少しでも優秀な成績を残したい」であるとか、そういったごくごく一般的(そこら辺のサラリーマンでも同じような心境で働いているだろう)な人間としての行動から、徐々にボタンの掛け違えが発生する無理のない展開。これもまったくストレスなく諸星に共感・感情移入することができる。
清濁併せ呑みつつ一度頂点を極めた人間が、いかにしてヘコんでいくのかという悲しさがこの映画の根源的なテーマで、「ヒトラー最期の12日間」を観て人というものはかくも悲しい生き物なのかと感じられた人にうってつけの作品。


2016/06/13

映画「64」を観る

いやー、ひさびさにブログ更新なんですけども。
もうね、これは更新せざるを得ないと。とんでもなくモチベーションを突き上げてくれる映画でしたよ、えぇ。

ほし:★☆☆☆☆(1/5)
寸評:14年前に発生した未解決誘拐事件にまつわる重厚なストーリー、もつれる警察・記者クラブ間の関係、さらに警察組織内での派閥争いや確執……など様々な要素が絡みつく。複雑な背景を描くため前後編に分けられ、さらに美麗な映像演出が加わり、いやが上にも観ている側の期待は増しましていく展開の、今世紀最高のギャグ・エンタテインメント。僕は映画館で、かつてこれほどまでに笑いをこらえることができない作品に出会った事はない。

以下、多分にネタバレを含みます。


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